まだ見ぬ音の波に

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歌声が響いたあとの残り香。妖美な雰囲気漂うシンガーLeebadaのおすすめ

 

妖美な雰囲気漂う歌声

 

youtu.be

 

映像と歌声。そこに帯びるのは、怪しい雰囲気。

Leebada「Night Dream」。

 

この独特な声の出し方と、歌い方。

声を伸ばした後に響く音は、残り香のようですね。

イメージとしては、鳴らした弦を止めない限り、かすかに鳴り続ける、あの感じ。

歌でありつつも、楽器を奏でるような印象を受けます。

 

そして、歌とトラックが交わることによって生まれるのは、妖美な雰囲気。

PVの色使いからも怪しさを感じるのですが、耳から入ってくる印象がかなり強いので、映像を見なくともその雰囲気は頭の中に広がっていきます。

 

この歌声とトラックのハマり具合が格別だなあと。

初めて聴いたときからものすごく印象に残った一曲でした。

 

 

Leebada(이바다)

 

韓国のシンガーソングライターLeebada。

1992年生まれで、デビューは2015年とのこと。

 

英語版のWIKIっぽいプロフィール情報を拝見すると、そこにはR&Bシンガーという文字が。

今回わたしは、19年3月に発売されたアルバム『THE OCEAN』を聞いたのですが、

アルバムでは、どちらかというとR&Bっぽいトラックというよりかは、色々なジャンルがMIXされたビートが使われている印象を受けます。

なので、どこかHIPHOPを感じるものもあれば、JAZZを感じるものもある。

一方で、Leebadaの歌い方はシンガーと言い表すよりも、R&Bシンガーと言った方がしっくりくるので、

歌自体はR&B寄りなのかなあと感じます。

 

 

アルバム『THE OCEAN』

 

 

19年3月に発売されたアルバム『THE OCEAN』。

さきほどの「Night Dream」が収録されています。

収録曲数は、13曲+ver違いの2曲になるので、合計15曲。

 

アルバムの序盤は、ゆったりめの曲が多い印象を受けます。JAZZを感じつつ、90年代を感じる曲も混ざっている。

アルバムの中盤になると、夕焼けを望む雰囲気となり、真ん中の7曲目あたりからは夜を感じるしっとりとした曲が続きます。

そして、アルバムの締めくくりは、日常のhappyを感じるような曲に繋がっていく。

 

アルバム全体を通して感じることは、ちょっと濃い部分があるかなという印象ですね。

というのも、Leebadaの独特な歌い方もあってか、一曲一曲の存在感がやや強い感じ。

アルバムの内容が、がちゃがちゃしているわけではないのですが、人によっては好き嫌いが分かれてしまう可能性もあるかなと思います。

ただ、わたしはこの濃さもLeebadaの魅力だと思っているので、こちらのアルバムは個人的にお気に入りの一枚となりました。

 

 

それでは、アルバム『THE OCEAN』からおすすめの5曲をご紹介して行きたいと思います。

 

おすすめの5曲

Painting

 

聴いていると頭の中に浮かんでくる夕焼けの景色。

バース部分からは思い出を回想するように、なにかを噛みしめながらため息をつくように歌うLeebada。

そして、サビに入ると一気に哀愁さが増すので、寂しさをとても感じ、心が揺さぶれる一曲。

少しJAZZなサウンドも混ざっているので、寂しさの中に心地よさがあるのが魅力的ですね。

 

 

Fox

 

サビで歌われる"ラララララ"という歌詞が、とても印象的な一曲。

JAZZのテイストを感じる管楽器の音と、きらびやかな夜の街を感じさせるトラック。

そこから想像するのは、夜のメリーゴーランドに乗って微笑む姿だったり、バーの中で歌うよう感じだったり、手を引き引かれBallroom danceを踊る姿。

様々な光が輝く街中を走りながら聴きたい一曲ですね。

 

 

RUNNIN’ BACK

 

このアルバムで一番ブラックミュージック要素(R&B、HIPHOP)を感じた一曲ですね。

他のアルバムの曲とはちょっと違った雰囲気なので、最初聴いたときは意外でしたが、「Night Dream」と同じくらい、Leebadaの歌声がハマっていると感じます。

長めに鳴るベースの音がとても心地いいですし、サビで高めに歌われる"Tell me why"という歌詞のところが個人的に好みです。

 

 

Loveholic

youtu.be

 

街中で手を繋ぎながらスキップする描写を感じる一曲。

トラックはとても陽気な雰囲気で心地いいですし、サビのスルルルル(스르르르륵)というところからは、心がはずむ心情を感じます。

2バース目のちょっとラップっぽくなるところが個人的に好みなところ。

天気のいい日に風を感じながら聴きたい一曲だなあと思います。

 

 

Blue Rose

 

ピアノの音と、Leebadaの息を吸って吐くような歌声。イントロの歌い出しからは、とても寂しさを感じます。

バース部分では、ピアノのトラックと合わせるように、歌声が音の合間にハマっていく。

それは、肌寒い風が吹く中で、一歩一歩歩いているかのような雰囲気。

曲全体を彩る哀愁漂うHOOKがとても魅力的な一曲です。

 

 

おわりに

 

以上で、韓国のシンガーLeebadaのご紹介を終えたいと思います。

 

それでは(^^)/