まだ見ぬ音の波に

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侵攻アップグレードのセトリから、Reolのおすすめを5曲紹介していく

 

先月、新木場Studio Coastに出向き、

Reol[侵攻アップグレード]に参加してきました。

 

わたしが聴き込んでいたのは、1stフルアルバム『事実上』のみだったので、

その場で知った曲も多かったライブ。

 

なので、今回は、

侵攻アップグレードで披露されたセットリストの中から、

1stフルアルバム『事実上』以外の曲で、

Reolのおすすめの曲を5曲ご紹介していきたいと思います。

 

それでは、始めて行きましょう!!

 

侵攻アップグレードのセトリからおすすめする5曲

れをる -「極彩色」

 

 

れをる名義の「極彩色」

収録アルバムは、『極彩色』

読み方は「ごくさいしき」

 

イントロの始まりからは決して想像つかない曲の展開。

次第に映画のオープニングや、ゲームミュージックのタイトルのような壮大な世界に突入していきます。

バース部分では、4つ打ちの鳴りともに疾走をし始めるれをる。そこから迎えたサビは、もはや激動のようですね。

歌のメロディもとても印象的なのですが、歌詞の内容も心にグッときました。

 

サビの部分に少し触れていきたいと思います。

 

今一瞬を謳歌して 誰より奏でて

この命を彩る色 染める色は 極めて鮮やか

迎撃せよ 凛々しく明日を射て

 

れをる「極彩色」

作詞:れをる

 

1バース目の”誰よりそう強く 踏みしめていけ”から繋がり、

 

今を生きろ。誰よりも強く行け。

と言われている気がします。

 

そして、

続くのは、励ましと応援が混ざり合った歌詞。

 

あなたが出す色、あなたを染める色は、極めて鮮やかだよ。

だから、負い目なんて感じるな。

凛々しく。また明日を迎えよう。

 

もう曲自体が鼓動していますし、それを受け取ると聞き手は自然と呼応する。

歌詞の内容と力強い歌声からは、とても勇気をもらいますし、どこまでも突き進めそうな気がする一曲ですね。

  

 

REOL -「宵々古今」

 

 

REOL名義の「宵々古今」

収録アルバムは、『Σ』

読み方は「よいよいここん」

 

イントロから鳴りだす和楽器のような音がとても印象的な一曲。

ドラムの鳴りもそうですし、”らっしゃいな 平は成り”という出だしからは、

今宵はお祭りにいらっしゃい。遠慮せずにどんどん騒ぎましょう。的な煽りをとても感じます。

この雰囲気に包まれると、内に秘めていたお祭り魂が刺激され、徐々に己の熱ゲージが上がっていきます。

そして、”流行り廃りの憂き世なら”というところからは、サビに向けての屈伸運動が始まり、次第に突入するのは、凄まじい熱さを誇るトラックへと。

サビに入ってしまったら最後。とにかくわっしょいしたくなりますし、跳ねたくなりますし、タオルがあればひたすら回したくなります。

いつ聞いても、めちゃくちゃ元気が出る、そんな一曲です。

 

 

Reol -「平面鏡」

 

 

Reolの名義「平面鏡」

収録アルバムは、『虚構集』

 

こちらは「平面鏡」のライブ映像。

わたしがまだReolのアルバムを聴く前に出会った中で、一番印象に残った曲でした。

イントロから鳴りだす幻想的な雰囲気のトラックがとにかく魅力的。

はじめのバースはリズムを取りながら歌い、2回目のバース部分ではより感情が込められた歌い方になる。

そして、迎えたサビは高音の響きと強調するところが印象的で、歌詞の内容とともに心が揺さぶられます。

こちらのライブ音源は、アルバムに収録されている音源よりも、曲全体の雰囲気が透き通った感じになるので、個人的にはこちらの方がお気に入りですね。

 

全体的に印象的な歌詞が続くので、

こちらの記事において「平面鏡」の歌詞の考察をしています。

 

www.nosee-wave.com

 

 

REOL -「ヒビカセ」

 

 

REOL名義の「ヒビカセ」

収録アルバムは、『No title-』

 

YOUTUBEに、ボーカロイドの初音ミク「ヒビカセ」もあったので、

どういった経緯で作られた曲なんだろうと思い調べていると、

”初音ミクWIKI”に詳細が載っていました。

 

曲紹介

初音ミクの初音ミクによる初音ミクのための曲※れをる氏のブログより

 

本作は、「初音ミク」がモチーフになっている。

歌詞を れをる 氏が、イラストを けい氏 が、動画をお菊氏が手掛ける。

れをる氏 による歌ってみたと同時リリース。

CD『No title+』&『No title-』収録曲。

引用元:ヒビカセ - 初音ミク Wiki - アットウィキ

 

ボーカロイドの初音ミクのために作られた一曲で、それをReolが歌った曲とのことですね。

なので、今回ご紹介した他の曲とは、歌い方や声の出し方が全く違う感じで、

ボーカロイドの声の出し方がかなり意識されているように思います。

 

Reolの曲を聴いていて総じて思うことは、イントロからものすごく引き込まれるトラックが多いこと。

「さあさあこれからなにかが始まりますよ」と言わんばかりに、聴いている側にかなりの印象を与えます。こちらの「ヒビカセ」も冒頭の鳴りからとても印象的ですね。

 

そして、初音ミクが歌う曲なので、歌詞の大枠はバーチャルに関連した言葉が並ぶものの、それが比喩的に聞こえて3次元の世界と交差する感覚を受けます。

”重なる波形に魅了されてく”、”あなたの音にまだ溺れていたい”、

最近リリースされた曲の歌詞とはひと味違った魅力が「ヒビカセ」にはあると感じます。

 

以下は、初音ミクの「ヒビカセ」になります。

 

 

Reol -「失楽園」

 

 

Reol名義の「失楽園」

収録アルバム、『文明EP』

 

イントロは「失楽園」というタイトルを彷彿させるトラックから始まるのですが、

(0:18~)から曲が始まりだすと、音の雰囲気的にはポップな印象を受けるんですよね。

「ちょっと明るい歌になるのではないかなあ」と思ってしまうくらいに。

Reolのフローも、かなり軽快な流れに乗せながらリズミカルにライミングを重ねているので、なおさらそのような印象を受けます。

ただ、この明るさの中に、ところどころで毒を吐くような歌詞が挟まっているんですよね。

 

失楽園という名前の起源は、

1667年に、イギリスの詩人ジョン・ミルトンによって書かれた叙事詩(じょじし)から。

 

そして、日本においては、

1997年に渡辺淳一が、上記のミルトンのタイトルから取った同名作「失楽園」を刊行しています。

以下は、参考にしたWIKIからの引用です。

 

『失楽園』(しつらくえん、英語:Paradise Lost)とは、旧約聖書『創世記』第3章の挿話である。蛇に唆されたアダムとエバが、神の禁を破って「善悪の知識の実」を食べ、最終的にエデンの園を追放されるというもの。楽園喪失、楽園追放ともいう。

失楽園 - Wikipedia

 

『失楽園』(しつらくえん)は、渡辺淳一の恋愛小説、また、それを原作とした映像作品。

失楽園 (渡辺淳一の小説) - Wikipedia

 

どちらも読んだことがないのですが、

あらすじから見ると、”禁断のなにか”を犯してしまう話が含まれているのは確かかなと思います。

それは、Reolの「失楽園」の歌詞からも感じるんですよね。

”墜落してく果実 似合った赤”というところは、ジョン・ミルトンの失楽園が意識されているのかなと。

 

これらを踏まえると、

最初に感じた、タイトルとは”ずれた”どこか明るい印象というのは、

なにかを通り過ぎたことによって生まれてしまった”妙な明るさ”を、歌詞や歌い方から感じるからではないかなと思いました。

何回も聴いていると、最初に感じた明るさというのが切なく思えてくるんですよね。複雑な気持ちになる一曲でもあります。

 

 

おわりに

 

以上で、Reolのおすすめ曲のご紹介を終えたいと思います。(^_^)

 

それでは(^^)/