まだ見ぬ音の波に

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AKLO + NORIKIYO「百千万」についての歌詞の感想

 

 

youtu.be

 

YOUTUBEに突如アップされたニューリリース。

 

名義がAKLO + NORIKIYO。

 

なぜfeatではなく、名義が存在するのか?なんてことは、特に気にせず、

 

「おお。2人の新曲かあ~。」

と思っていたら、コメント欄に気になる一文が。

 

そのコメントを、大まかにまとめると、

「一曲作る予定が、結局アルバムになってしまった。」とのこと。

 

「アルバム?!」と驚き、

YOUTUBEの備考を見ても載っていなかったので、調べてみると、

 

今作が作られることになったきっかけは、NORIKIYOがライブツアー中にAKLOと2人でライブで披露するための新曲を作ろうとしたこと。彼らがBACHLOGICのスタジオに集まったところ、3人は1曲だけのつもりがみるみるうちにアルバムを完成させてしまったという。

1曲のつもりがアルバムに、AKLO+NORIKIYOがBACHLOGICプロデュースのコラボ盤 - 音楽ナタリー

 

ほんとのほんとにアルバムをリリースしていた。

アルバムの名前は『New Drug』。

 

もともとお互いにfeatもしていますし、違和感はまったくないのですが、

この2人が、2人の名義でやるとは思っていなかったので、

 

SALUとSKY-HIの時より驚きましたし、SALUとSKY-HIの時と同じくらいのドキドキ感が。笑

 

早速『New Drug』を聴きたくなりましたね。

 

 

今回は、アルバムを聴く前に、

「百千万」についての歌詞の感想を述べていきたいと思います。

 

まずは、HOOKからの引用です。 

 

また足し算から引き算 数えてく一二三

そんで割り算から掛け算 桁が変わる百千万

 

AKLO + NORIKIYO 「百千万」

作詞: AKLO, NORIKIYO

 

足し算に、引き算に、掛け算、割り算と、

 

この4つのワードをここまでかっこよく魅せられるのは、

AKLOだけなのではないかと思いましたね。笑

 

 

続きまして、NORIKIYOの気になったリリックから。

 

100万円よりゃおりゃ好きにやる 金主なんか要らねぇ おりゃウシジマ

語らずもってくAmbitious 敵は己 後は税務署 

「諦め」て言葉が載ってねぇ辞書背負い倍で回収 抜かりねぇMisson

 

AKLO + NORIKIYO 「百千万」

作詞: AKLO, NORIKIYO

 

”「諦め」て言葉が載ってねぇ辞書背負い倍で回収”

 

金主はいらない、おれは金貸しだ。

との話から繋がって、倍で回収する。という展開ですが、

 

NORIKIYOのラップ人生にも通ずるものがありグッときました。

 

 

え?もういいっしょ… それ後遺症? 手垢にまみれた夢を拾うw

それ時代遅れなエロビデオ 擦るバカ 黙らす腕を披露

おりゃコックさん 上手に炊いて食う チキンはもちろん角で妬いてる 

前にポイントは串でもう突いてる 故に暖簾出しゃ諭吉が付いて来る

 

AKLO + NORIKIYO 「百千万」

作詞: AKLO, NORIKIYO

 

”手垢にまみれた夢を拾う”

 

手垢にまみれたというのは、時代遅れという意味なのと、

色々な人が手にすることで、使い古されたという意味にもなるので、

 

誰かが見ていた夢(していたスタイル)を拾って、

それを見るんだけれど、その夢は時代遅れなエロビデオ。

 

で、それを見て”手”で擦る人(時代遅れなスタイル)を馬鹿にしつつ、

「おれは”腕”を披露しますよ」と。

 

 

腕利きのコックは、上手く米を炊き、しっかり串に通した鶏肉を炭で焼いている。

だから、暖簾を出せばお客が来て、商売繁盛。

 

チキンが端から嫉妬していても、

その前にすでにポイントをついているので、

アルバムを出せば聴いてくれる人がいると。

 

このポイントをついてるというのは、

今までリリースしたアルバムの評価のことを言っているようにも思いますし、

プロップスをすでに集めているというふうにも感じました。

 

 

続きまして、AKLOのリリック。

 

Gotta Make a Move 計画はでっかく 他との違い見せつけステータス別格

ナメてる契約結ばない選択2度見した電卓今日もプチ贅沢

そんなスマートな方でも無いのかも 損した話とか何度でも

まだ回収できない分未だにある おいしい話たまには裏ある

Trust Nobody これNo Joke Shit また誰か押し売り骨董品

また何処かで誰かが保証人 俺は頼まれる度にNo Sorry

 

AKLO + NORIKIYO 「百千万」

作詞: AKLO, NORIKIYO

 

”Gotta Make a Move 計画はでっかく 他との違い見せつけステータス別格

ナメてる契約結ばない選択2度見した電卓今日もプチ贅沢”

 

怒涛の押韻ラッシュですね。聴き心地が良すぎます。

 

 

AKLOの前半にも、”契約”や”回収できない分”など、

NORIKIYOのウシジマくんの話と繋がっている部分があるんですよね。

 

そこから、”おいしい話たまには裏ある”と繋がって、

 

”Trust Nobody これNo Joke Shit また誰か押し売り骨董品

また何処かで誰かが保証人 俺は頼まれる度にNo Sorry”

 

となる。

 

話が繋がっていながらも、

No Joke Shit、骨董品、保証人、No Sorry、と。

 

英語と日本語で韻を踏む気持ちよさは、AKLOならではの良さだと思いました。

 

 

I’m a Self Made 味わった底辺 金より価値あるいろんな経験 

過ぎ去った平成 至って冷静 Ima Get My Money Right

Keep It Coming YEN YEN

 

AKLO + NORIKIYO 「百千万」

作詞: AKLO, NORIKIYO

 

おれはたたき上げでここまできた。

お金より価値がある経験を知った。

 

前半の、”ナメてる契約結ばない選択”、

”損した話とか何度でも”、”おいしい話たまには裏ある”、

といったリリックは、AKLOの音楽人生の話に通ずるものがあります。

 

色々な選択をしてきたし、損した話もある。

一見良さそうな話には裏があった。

 

それでも、

”Gotta Make a Move 計画はでっかく”、来たと。

 

 

HOOKでは、

”数えてく一二三”、”桁が変わる百千万”と言いつつも、

 

最終的には、

”金より価値あるいろんな経験”というリリックに集約されていると思うんですよね。

 

 

でも、

やっぱりお金は必要だから、

最後は”Keep It Coming YEN YEN”で締められている。 笑

 

わたしはそのようにリリックを受け取りましたね。笑 

 

 

おわりに

 

アルバム『New Drug』は、

「百千万」で受けた衝撃×9が詰め込まれた内容となってます。

 

わたしはBLが歌うNORIKIYOの「秘密」という曲が昔から好きだったのですが、

 

このアルバムでBLがfeatしている曲が、どこか「秘密」を彷彿させたので、

個人的にその部分で上がりました。

 

『平成エクスプレス』を聴く前に飛び級して『New Drug』を聴いてしまったため、

NORIKIYOのアルバムもチェックしたいと思います。

 

 

以上で、歌詞の感想を終えたいと思います。

 

それでは(^^)/