まだ見ぬ音の波に

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須田景凪「MOIL」の歌詞の意味を、妄想と想像だけで考察し、解釈してみた。

 

須田景凪の 「MOIL」。

 

 

youtu.be

 

独特な表現が続く歌詞を見ていると、どんな意味なんだろうと考えたくなったんですよね。

 

それから三日三晩、歌詞と向き合い考えに考え、歌詞を考察したわけですよ。

 

考察し終えて、歌詞の解釈をすべて羅列。

 

そのあとに、ふと須田景凪「MOIL」について調べ始めたんですよね。

 

理由は特になく。

 

で、とある記事に、こう書かれていました。

 

須田景凪が、8月23日公開の超大作アニメーション映画『二ノ国』で初の映画主題歌に抜擢され、新曲“MOIL”を書き下ろしたことが明らかになった。

須田景凪、アニメーション映画『二ノ国』で初の映画主題歌に抜擢。主題歌“MOIL”含む2nd EP『porte』を8月21日にリリース - TOWER RECORDS ONLINE

 

なるほどなるほど....。

 

映画『二ノ国』の主題歌だったとは知っていましたが、

映画のために書き下ろされた一曲だったとは。

 

ってことは、映画の内容にある程度はリンクしているということ...。

 

そしたら歌詞の解釈も変わってきてしまうではないか!!

 

(はやくきづけばよかった。笑)

 

だがしかし、

 

せっかくなので、

今回は、わたしが須田景凪の 「MOIL」を聴いて、

妄想と想像だけで行った歌詞の解釈を、述べていきたいと思います(笑)

 

 

まずは全体の歌詞はこちらです。

 

www.uta-net.com

 

それでは、始めていきましょう!!!!笑

 

 

 

須田景凪「MOIL」の全体的な印象

 

「MOIL」を聴いて、

一言で、感想や思ったことを表すとすると、

 

とても儚いなあと。感じます。

 

自分では、わかってることがあるんですよね。

気持ちがなくなることがわかってる。

 

そして、いずれ別れが来る。

 

だから別れが来ることがわかってるからこそ。気持ちがあるうちに伝えたい。

気持ちがあるうちに

 

 

わかってる。

 

どんな形を取っても、どんな言葉で飾っても、

どんな明かりで照らしても。

 

それが伝わったとしても、

心の奥、底の部分は変われない。

自分が変われないことを知ってる。

 

それなのに、どうすればいいかを考えてる。

 

そんなどうすることもできない葛藤から、

終わることがわかっている恋の儚さ、というのを感じました。

 

 

バース部分の意味をそれぞれ考えてみる。

 

わたしがバース部分を聴いて思ったのは、

 

1バース目は、冷めた夢の話(冷めた恋の話)

2バース目は、冷めてしまう自分の話

3バース目は、心構え。

 

まずは、1バース目から

 

1バース目は、冷めた夢の話(冷めた恋の話)

 

思い出すのは砂を噛む様な 茹だった焦燥と幼い白昼夢の続き

今となってはあの感触も笑えるほど

するり 手からこぼれてしまった

故に永遠に無垢を望み

雲間にまた目が向くのは何故

 

須田景凪 「MOIL」

作詞:須田景凪 

 

まずひとつひとつの言葉の意味を知るところから始めていきます。

 

”砂を噛む様な”というのは、面白くない、苦々しい、つまらないといった意味。

”茹だった”というのは、”うだるような暑さ”のうだるですね。体がぐったりする様を表しています。

”焦燥”というのは、”焦”という文字も入っているので、あせること、そして、いらいらすることの意味。

”白昼夢”というのは、日中の目覚めている状態に、空想や幻想にふけること。

 

 

1バース目の歌詞の解釈

思い出すのは、夢を追っていた時の苦しい日々、

あの時の苦しさも思い出してみれば笑えるほど、

夢を見ることを諦めてしまった。

もう夢を見ないことを望んでいたはずなのに、また夢を見たくなる。

 

最初は上記の解釈のように、諦めた夢の話を思い浮かべたんですよね。

 

なぜかというと

 

”幼い白昼夢の続き”という、あのときこうしてればという”たられば”が、

”するり 手からこぼれてしまった”からですね。

 

そのあとの歌詞では、”夢を見ないこと”を、無垢と表現し、

”雲間にまた目が向くのは何故”の、”雲間”が、夢を表しているのではないかと思いました。

 

 

しかし、そのあとの続くサビの歌詞では、

少し話が繋がらないなあと感じました。

 

大人になった 大人になってしまったみたいだ

左様なら 違う世界に交わる 雲にでもなりたい

明日がいつか 記憶になって 些細な言葉になる前に

今、募るこの想いを あなたへと伝えたい

 

どんな形で

どんな言葉で

どんな明かりで照らせば

 

須田景凪 「MOIL」

作詞:須田景凪 

 

”大人になった 大人になってしまったみたいだ”

”左様なら 違う世界に交わる 雲にでもなりたい”

 

この部分は、諦めた夢の話でも繋がるんですよね。

雲間にまた目が向くくらいなら、雲間を隠す雲にでもなりたい。

 

ただ、

”明日がいつか 記憶になって 些細な言葉になる前に”

”今、募るこの想いを あなたへと伝えたい”

 

この歌詞を考えた時に、夢の話では繋がらないんですよね。

 

で、もう一回1バース目を読みました。

 

思い出すのは砂を噛む様な 茹だった焦燥と幼い白昼夢の続き

今となってはあの感触も笑えるほど

するり 手からこぼれてしまった

故に永遠に無垢を望み

雲間にまた目が向くのは何故

 

須田景凪 「MOIL」

作詞:須田景凪 

 

何度か聴いた後に、ふと思ったのですが、

諦めた夢の話をしつつ、ここでは”冷めた恋”を表現しているのではないかなと。

 

1バース目の歌詞の再解釈

もうどうでもよくなってしまった。それは笑えるほどに。

だから、もう恋なんてしないって、無垢を望んだ。

それでも、雲間にまた目がいってしまうんだ。

 

といった感じでしょうか。

 

そうすると、

”明日がいつか 記憶になって 些細な言葉になる前に”

”今、募るこの想いを あなたへと伝えたい”

 

という、部分が少しだけつながるんですよね。

 

ただ、1バース目を読んだだけだと、サビの歌詞は読み取ることができないので、

一旦、1バース目はこちらで終えます。

 

続きまして、2バース目。

 

2バース目は、冷めてしまう自分の話

 

「あなた無しでは意味がない」

など感情は盲目だ 尚更また膨らむ欠落

生きていく度 より鮮明に

胸の底で別れが育つ様な気がした

故に懸命に腕を伸ばし

身勝手な光を追うのは何故

 

須田景凪 「MOIL」

作詞:須田景凪

 

”欠落”とは、あるべきものがないこと、全体の一部がないことを表します。

 

2バース目の歌詞の解釈

恋をしている時の感情は盲目だと思う。所詮盲目なんだ。

だからまた結局膨らんでいく愛の欠落。

それが年齢を重ねるごとにより鮮明になっていくんだよね。

なんだか、初めから別れが始まっているような気がしたんだ。

それなのになんでだろうね。また身勝手なことをしてしまうんだ。

 

”「あなた無しでは意味がない」”

”など感情は盲目だ 尚更また膨らむ欠落”

 

ここの部分って、ただ単に、恋は盲目だ。

っていう話をしていないように思うんですよね。

 

恋は盲目だって思いたくないんだけれど、どうしてもそう思ってしまう。

 

それは経験からなのか、それとも最初から諦めているのか。

 

ほんとうは盲目だって思いたくないけれど、

その考えが頭から離れない。

だからまた愛が欠落していってしまうんだ。と。

 

 

”生きていく度 より鮮明に”

”胸の底で別れが育つ様な気がした”

 

とても印象的なラインです。

恋は盲目だって思ってしまっているから、

初めから別れというものを迎えるために関わっていく

  

 

続くサビの部分。

 

大人になった 大人になってしまったみたいだ

左様なら 日々の中で揺蕩う 風にでもなりたい

心がいつか 飾りになって 安い空夢になる前に

今、募るこの想いを あなたへと伝えたい

 

須田景凪 「MOIL」

作詞:須田景凪

 

 

2バース目を終えると、最初のサビの部分。

 

”明日がいつか 記憶になって 些細な言葉になる前に”

”今、募るこの想いを あなたへと伝えたい”

というところが、ようやく繋がるような気がします。

 

”心がいつか 飾りになって 安い空夢になる前に”

”今、募るこの想いを あなたへと伝えたい”

と、2番目のサビで歌われていますが、

 

1番目のサビも、2番目のサビも、表していることは共通しています。

 

気持ちが冷めてしまうことがわかっているから、

この思いをあなたに、”今” 伝えたい

 

 

そして、3バース目

 

3バース目は、心構えの話。

 

夕凪に世界が身勝手に沈んでも もう決して目を逸らしはしないだろう

輪郭は段々と曖昧に変わっていく その様すら愛していたいんだ

 

須田景凪 「MOIL」

作詞:須田景凪

 

3バース目の歌詞の解釈

また恋が終わってしまっても、もう目をそらしたりはしない。

その終わりすらも愛していたい。

 

 

”夕凪に世界が身勝手に沈んでも”というところは、

終わりが自分からではなく、相手からでもという意味のように感じます。

 

”輪郭は段々と曖昧に変わっていく”というのは、2人の繋がりが曖昧になっていく。

つまり、恋の終わりを表しているのではないかなと。

 

なので、その恋の終わりすらも、今は愛していたい。愛していきたい。

 

 

ここまでが、各バースの考察になります。

 

 

歌詞全体を含めた、最終的な考察

 

サビのあとに

 

"どんな形で

どんな言葉で

どんな明かりで照らせば"

 

という歌詞に繋がります。

 

 

自分の底の部分は変えられないことがわかっているはずなのに、

伝える方法を考えている。

 

それが意味することって、

もしかしたら底の部分が変えられるかもしれないっていう、

希望が込められているのかなあと思いました。

 

 

胸の底で別れが育つことと、盲目だと思ってしまうことから来る諦め、

それでも変えられるのではないかという希望からくる葛藤。

 

このなんともいえない揺れる思いが、

「MOIL」という曲において、表現されているように思いました。

 

以上が、須田景凪 「MOIL」の歌詞考察になります。

 

 

おわりに

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

今回は、妄想だけで突っ走ってしまった感がありますが、

先入観なしに、歌詞を読んでいて楽しかったのは事実ですね。笑

 

ひとつの絵画をみて、

それが、楽しそうに見えるのか、悲しそうに見えるのかは、ひとそれぞれ。

 

だから、今回の想像による解釈もそれはそれでいいんじゃないかなと。

 

勝手に思っている次第です。笑(超ポジティブ)

 

 

以上で、歌詞の考察を終えたいと思います。

 

それでは(^^)/