まだ見ぬ音の波に

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teriyaki boyzにリスペクトしか感じないRemix現る。重盛さと美「TOKYO DRIFT FREESTYLE」【韻解説】

 

 

 

ということで、今回は、

突如わたしの耳に衝撃をぶっこんできた 「TOKYO DRIFT FREESTYLE」をご紹介したい!!

 

 

とってもCOOOOOOL!!

 

 

 

 

入りから痺れましたね。

この乗り方。絶妙過ぎる。

 

もやはラッパーなのではないかと疑うくらいのフロー。

 

ラップ好きなのか、それともteriyaki boyz好きなのか分からないのですが、

原曲にかなりのリスペクトがあり、フローを寄せているのを感じます。

 

 

このフローのなにが凄いかって言うと、

脚韻を意識して踏んでいるわけではないところです。

 

通常ラップをしよう!!!ってなったときには、

まず一番韻を踏みやすいのが、文末の押韻。

 

つまり脚韻になるので、そこを意識してラップをしていくことになります。

 

 

しかし、

重盛さと美さんの場合は、脚韻をしているものの、脚韻を意識して踏んでいるのでなく、

ビートに心地良く乗せるために、そこがたまたま脚韻になっているだけという印象を受けます。

 

 

なぜそのような印象を受けるのかというと、

 

韻が右往左往にちりばめられているからですね。

 

 

めちゃくちゃ自由にラップがされている。

 

 

元々ラップしてたのか、

それとも、ダンスしてたのかわからないのですが、リズムがイイ!!。

 

 

今回はですね。

重盛さと美さんのラップがとにかくカッコイイのと、

 

韻を解説したくなったので、詳しく見ていきたいと思います。

 

 

重盛さと美のライミング(韻)を解説してまう

 

韻についての基本は、こちら

www.nosee-wave.com

 

 

 

ヤッホー! 重盛さと美でーす

そうですバカです

コラコラいいすぎだよん

ってかコロナよ長引きすぎだろ

家からでれないDAYS

ずっとお化粧もしてないです

自分で言うけどこのベビFace

実は意外と大人なのです

 

重盛さと美「TOKYO DRIFT FREESTYLE」

作詞:重盛さと美

 

 

出だしから、韻の踏み方がとにかく心地いい。

 

小節ごとに分けると、

 

やほー しげもり

とみでーす そうですバカです

コラコラいいすぎだよん ってか

コロナよ 長引きすぎだろ

 

 

 

やほーってナチュラルに始まるので、

はじめはゆるめに入りたかっただけなのかと思いきや、

 

のちのちそれがライミングされていることに気づきます。

 

 

やほー

いいすぎだよ

ってかコロナよ

長引きすぎだろ

 

という感じで、黄色の文字が踏まれていつつ、

 

 

コラコラいいすぎだよ

引きすぎだろ

 

という部分は、字余りですが、長めの韻です。

 

 

コラコラ

コロナよ

 

は音が近いので、頭韻がされつつ、

 

 

コラコラいいすぎだよん ってか

コロナよ 長引きすぎだろ

 

この部分では、

 

コラコラ、ってか、コロナよだろ

 

の頭と末の言葉に、(a)の音が入っているので、聴き心地が良い。

 

 

個人的には、出だしから、

コラコラ、コロナよ

で頭韻してきたので、

 

「この次の小節が気になる!!!」というような感じで、ひとりで盛り上がってました。

 

 

続いて、5-8小節

 

からでれDAYS ずっとお

ょうもです ぶん

どこのFace つは

とおとななのです

 

 

歌詞で見ると、DAYSの韻が、末にあるように見えますが、

小節ごとに分けると、末では踏んでいないことがわかります。

 

 

そして、この心地よさは、(i)と(e)の音が関係しています。

 

 

う、が の中には、(i)が含まれているので、

 

小説の頭に(i)の音を持ってきているのと、

 

 

からでれDAYS

ょうもです

どこのFace

 

この3小節は(e)の音が、同じところに置かれているので、

音的には長めの韻が踏まれているのと似たような聴こえ方になります。

 

 

この小節の心地良さはたまりません。

 

 

 

久しぶりのお洒落

コロナ作ったの誰?

今夜また1人パーレィ

憧れてたの アーレ〜

お願いします神様

おうちから出ないでいるから

終わりがくる事願うただ

I respectバカ殿さま

あ、 そうだラーメン食べたい

レンジでチンするご飯と明太

家事出来なーいただの変態

天才♡(このバカチンが)

 

重盛さと美「TOKYO DRIFT FREESTYLE」

作詞:重盛さと美

 

 

(うん)ひさしぶりのおしゃれ

(うん)ろなつくったのだれ?

(わ)んやまたひとりパーレィ

(や)あがれてたの アーレ〜

 

 

いやー。面白いですね。

 

歌詞にない部分の、”隠れうなずき”で、頭韻されています。

 

これは洋HIPHOPで使われる踏み方というか、リズムの取り方ですね。

 

 

こちらの小節では、

末でばっちり押韻しつつ、さりげなく()の音でも韻を踏んでいます。

 

 

 

がいしますかみさま

からないから

わりがくることねがうただ

あいりすぺくとバカとのさま

 

 

基本、末に置かれているさま(a-a)の韻を踏みつつ、

 

)の音で、頭韻されています。

 

なおかつ、文中に、がい(a-i)と(i)の音が散りばめられています。

 

 

から

ねがうただ

 

の二つは、ほぼ音が似ているので、長めの韻になります。

 

 

ばっちり押韻しつつ、韻をたくさん絡めているので、

かなり聞こえがいいです。

 

 

 

あ、そうだラーメン

たべたい レンンするごはん

めんたい かできなーいただのへんたい

てんさい♡(このバカチンが)

 

 

あ、   の言葉から時間を置くことによって、

小節の中で、言葉を置くところをずらしていっています。

 

たべたいめんたいてんさい

が小節の頭に置かれることによって、頭韻されつつ、

 

ラーメンごはんと、へんたい

は小節の末に置かれているので、脚韻されています。

 

なおかつ、

たべたいの中に含まれる(i)の音が、他にもあるので、

全体的に韻が散りばめられているように感じます。

 

 

 

いやあ。最後の最後まで楽しませてくれました。

 

Remixではなく、オリジナルの楽曲も聞きたくなりますね。

 

 

 

 

原曲の、「TOKYO DRIFT」はこちら

 

 

 

 

 

ということで、今回はこの辺で。

 

 

それでは(^^)/

 

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