先月に、
U-mallowとhohorehoの「99♮」という曲をご紹介しました。
Lo-fiなビートに乗せられた同曲ですが、
MAD動画において、とあるアニメーションが使われておりまして、
そのアニメのサントラをRemixした曲を聴きたくなったので、今回ご紹介します。
それがこちら。
Shing02「Luv(sic)」Remix
いやあ。いいですね。
この曲は、もちろんRemixなので、
原曲のトラックはまったくの別物になるのですが、
ラップとトラックのはまり具合が心地良すぎる。
このトラックに乗せるためにラップが書かれたのではないか、と疑うくらいのマッチ度。
ラップのRemixって面白くてですね。
ドラムとループ音のリズムに、”かなり合わせて”ラップをしているラッパーの曲だと、
Remixしたときに、「なんだかしっくりこないなあ」感を感じたりするのですが、
こちらのRemixにおいては、それを感じないばかりか、まったくの逆。
当時、わたしはこのRemix verから「Luv(sic)」という曲を知ったので、
原曲よりこちらの方が好きなのと、日本語ラップを知り始めた初期のほうに出会った曲なので、思い入れもあります。
Shing02
Shing02は、日本生まれのバイリンガルラッパーで、
こちらのRemixの原曲は、
Shing02(シンゴツー)「Luv(sic)」になります。
Nujabesのビートに乗せて、Shing02が「音楽の女神に宛てて」書いた手紙「Luv(sic)=ラブシック」。
Nujabes feat. Shing02『Luv(sic)』12年の月日をかけて完成した六部作完全盤 - TOWER RECORDS ONLINE
で、こちらの「Luv(sic)」は、全部で6作リリースされているのですが、
YouTubeにMIXしている方がいたので、リンクします。
(公式ではないのが、しっかりクレジットが記載されているので載せます)
どの「Luv(sic)」が好みでしょうか。
シリーズ化されているので、同じ雰囲気を感じつつも、
タイトルが違う曲としての空気も感じる、不思議な曲たちです。
そして、
聴いていると、今のLo-fi HIPHOPをとても感じますね。
実際、Lo-fi HIPHOPは、
「Luv(sic)」のトラックを作った、Nujabesと、
アメリカの作曲家であるJ Dillaという方がはじまりと言われています。
このあたりは、beipanaさんの記事に詳しく書かれていますので、リンクさせていただきます。
で、話を戻しますが、
今回ご紹介したSHING02「Luv(sic)」Remixは、誰が作ったか不明なんですよね。
他の場所にも同曲が上がっているのですが、
こちらのタイトルには、Dj Hana Message Remixとなっているので、
Dj Hanaさんという方が、Remixしたのかもしれません。
ということで、今回はこの辺で。
それでは(^^)/
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