まだ見ぬ音の波に

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HIPHOPミュージカルなるものがあるらしい!!。DaBaby「BOP on Broadway」

 

 

YOUTUBEで見つけた動画のタイトルは、

DaBaby - BOP on Broadway (Hip Hop Musical)

 

 

(Hip Hop Musical)というワードがかなり気になりました。

 

「むっ、みゅーじかる??」

 

全く想像できない...。

どんな曲になるのかが...。

 

「ミュージカルという言葉がついているだけなのだろう」と思ったりもしながら、

とりあえず再生してみました。

 

 

出だしは明らかにミュージカルな雰囲気ではないのに、

次第に展開されていくのは、その言葉通りの流れ。

 

見終えたあとは、とっても清々しい気分になっている。

 

そんなHIPHOPで、ミュージカルな一曲。

 

DaBabyの「BOP on Broadway」!!

 

 

 

いやあ。

とにかく見てて楽しい映像ですね。

 

冒頭のメンズ5人組のあとに、移り変わるのはガールズグループ。

 

ここから受けた印象は、DJが曲を繋いだ時に感じる興奮と、ちょっと似ているなあと思いました。

 

最後には、仮面をかぶったあやしげな人たちが登場し、

最初は懐疑的に見ていた観衆も、踊る彼らに合わせて動き出す。

 

ミュージカルの歌が踊りとなった感じ。

 

とてもイイ。('ω')

 

 

ひとつだけ、もの凄く気になる点をあげるとするならば、

サムネにも映っているトップスが黒で、赤いショーパンを履いている方。

 

とにかく登場の仕方からインパクトが強すぎる。

 

 

天地がひっくり返ったまま、とにかく揺らしに揺らす太ももと共に現れる。

 

他の人を見ているつもりでも、どうしても目が行ってしまうこの方。

 

 

 

めちゃくちゃドアップになることもあり、

 

 

やめいやめい。笑ってまう!!。

 

 

と一人で戦ってました。笑

 

 

とにかくミュージカル感満載な感じ。

 

見終えてひたすら頷きました。

「これはHIPHOPミュージカルだな」と。

 

 

そして、疑問に思ったことが一点。

 

果たして、DaBabyはミュージカルラッパーなのだろうか。

 

気になる。気になるぞ!!

 

 

ラッパーDaBaby

 

英語版WIKIによると、

DaBabyは、ノースカロライナ州・アメリカ出身のラッパー。

生まれは1991年なので、今月28歳を迎えるところでしょうか。

 

2019年3月には、デビューアルバム『Baby on Baby』をリリースしており、

こちらのアルバムのシングル「Suge」がもっとも彼の有名な曲らしいです。

 

DaBaby 「Suge」

 

「Suge」は、かなり重めなビートと、曲全体が一定な流れになっているので、

HIPHOPが苦手な方は、聴きずらさを感じる曲になるかなあと思います。

わたしもHIPHOPは好きなのですが、個人的にこちらの曲は少々聴きにくいなあと感じました。

 

 

DaBabyは、Baby系?

 

気になったのが、YAPPARI HIPHOPというサイトの記事にあった情報。

 

DaBabyの名前に関することが書かれていました。

 

USヒップホップシーンを賑わすベイビー系ラッパーたち

現在のUSヒップホップ・シーンで「ヤング」「リル」に続き、ラッパー名のトレンドとなっているのが「ベイビー」!Lil Baby(リル・ベイビー)を筆頭に、Sada Baby(サーダ・ベイビー)、SahBabi(サーベイビー)、Bhad Bhabie(バッド・ベイビー)、Bali Baby(バリ・ベイビー)、BBG Baby Joe(BBG・ベイビー・ジョー)、Yung Baby Tate(ヤング・ベイビー・テイト)など沢山のベイビー系ラッパーで賑わっています。

次世代カロライナ・シーンを牽引する新鋭ラッパー:DaBaby | YAPPARI HIPHOP

 

なるほどなるほど。('ω')

最近のMCネームのトレンドは、Babyなのか!!と。

 

というのも、

HIPHOPを聴いていると、ラッパーの名前で同じ単語が使われているなあと肌で感じることがあります。

”現在のUSヒップホップ・シーンで「ヤング」「リル」に続き”というところから思うことは、

「言われてみれば、YOUNGとLILと名がつくラッパーが多いなあ」という印象です。

 

それらの名がつくラッパーを、私が思いつく限りぱっと上げてみると、

「リル」は、Lil Peep、Lil Wayne、Lil Pump、Lil Tecca、Lil Nas X、Lil Uzi Vert、M.O.P.のLil 'Fame、Lil' Kim。

「ヤング」は、Young Thug、Young Jeezy、Young Dro、Young Buck。

という感じになります。

 

 

この同じワードを使って名前をつけることに、なにか意味があるのかなあと疑問に思ったので、調べていると、

 

block.fmさんの記事では、

”Lil”と”Young”という言葉は、スラングなので、そこが関係しているのではないかということが言及されています。

ラッパーの名前に多いLil、Youngってどういう意味?どういう人がつけるの? | block.fm

 

ということは、なにか目的や意味があって名付けていることになる。

 

ただ一方で、スラングというのは、現地の感覚を持っていないとなかなか言葉の意味を真に理解することは難しいのかなあとも思ったので、

 

HIPHOPには、独特の名付け方がある。

 

わたしはそのように、明確の答えのないフワッとした状態で置いておこうと思いました。 

 

 

日本のアーティストとの違い

 

名付ける意味や目的に対しての答えは見つからなかったのですが、

気になったのは日本のアーティストとは違う名付け方だなあというところ。

 

共通の単語、スラング、流行りの三つの視点で考えてみます。

 

共通の単語

 

まずは共通の単語。

 

LILのスラングの元、”LITTLE”という単語で考えてみると、

この単語が含まれているアーティストは、ぱっと思いつく限り3組。

 

マイラバ(My Little Lover)

ELT(Every Little Thing)

リトグリ(Little Glee Monster)

 

ただ、これはLITTLEという単語が意識されているわけではなく、たまたまアーティスト名を付けたときに、単語が重なっただけであると感じます。

 

なので、LILやYOUNGのように、その単語を用いるために名付けられた名前ではないということになります。

 

スラング

 

続きまして、スラング。

 

英語のスラングというのを日本に置き換えると、”若者言葉”と”ネット用語”になるのかなあと思いますが、

それを積極的にみんなが名付けるという現象も、起きていないような気がします。

 

もし起きてたら、

ズッ友ーズ、御座エモんといった名前が出ているはず。

 

なので、このスラングが使われるということも日本ではあまりないかなという印象です。 

 

流行り

 

”流行ったもの”で考えると、

RIP SLYMEは、94年結成当時に流行っていたスライムが名前の由来になっています。

しかし、そのスライムが付くアーティストはたくさんはいないと思うので、流行りのものを名付けていくという現象も起きていないのかなと。

 

なので、言葉の流行りといった点でも、HIPHOPとは違うなあという印象です。

 

 

ということで、

共通の単語、スラング、流行りの三つの視点で見ていきましたが、

 

そこから思うことは、

日本のアーティスト名は”いかにかぶらないように名付けるか”というところに重きが置かれているような気がします。

 

例外は、人のような名前(人名)と、コピーバンドかなと。

  

コピーバンドは、アーティスト名を見ただけで、

「あっ。このコピーバンドは、このバンドをカバーしているのだな」とすぐに分かるくらい、カバーするアーティストの名前に非常に寄せていたりすることがあると感じます。

 

 

LILのブームは継続中

 

最後に、HIPHOPの”LIL”についてお話を戻しますと、

 

面白いと思ったのが、block.fmさんの記事。

30年続く“Lil”ブーム。 “Lil”から始まるアーティストは8,000人以上いる | block.fm

 

音楽をストーリミングで聴けるSpotifyでは、

登録されているLILがつくアーティストが8000人を超えたとのことで、

その人気ぶりは冷めるどころか増しているようですね。

 

なので、わたしの個人的な解釈としては、

依然としてLiLという言葉のトレンドは継続しつつ、そこに並行してBabyが現れた。

といった感じでしょうか。

 

そこで今回は、

LILの名が付くラッパーが出した近年のヒットを、3曲ご紹介して終えたいと思います。

 

 

Lil Pump「Gucci Gang」

 

アメリカのラッパーLil Pump。

2016年にSoundCloudに音源をアップし活動を開始。

 

2017年前半にSoundCloudで人気を得ていた「D Rose」と「Boss」をYOUTUBEに発表しました。

こちらの2曲もかなり再生されていたのですが、

2017年10月にリリースした「Gucci Gang」が爆発的に再生され、一気に人気が集まったとされています。

 

 

トラックはかなり重低音のビート。最初は少々聴きにくさを感じたのですが、何回も聴いている内に、どんどん魅力にはまっていく一曲ですね。

Gucci Gangと繰り返すHOOKの中毒性もさることながら、Lil Pumpの若干ゆるめでなめらかに繰り出されるフローが、ビートと絶妙にハマっていてとても心地がいい。

個人的には、車を走らせながら聴きたい一曲ですね。

 

 

Lil Tecca「Ransom」

 

続きまして、アメリカのラッパーLil Tecca。

 

彼が世界的に知られるようになったのは、今年リリースされた「Ransom」という曲からとされています。

こちらの曲はビルボートHot100にランクインしており、今かなり注目されているラッパーであると感じます。

 

 

シンプルめなトラックの上で繰り出される力の抜けたフローと、Lil Teccaの無表情さに引き込まれた一曲。

映像は自由度高めで、とてつもなく緩めかつシュール。この映像と曲の雰囲気が異様な中毒性を生み出しており、見れば見るほどハマっていきますね。笑

 

 

Lil Nas X「Old Town Road」

 

最後は、アメリカのラッパーLil Nas X。

 

今年の初めに動画共有アプリTikTokで人気を集め、世界的に知られるようになった「Old Town Road」。

同曲は、USのBillboard Hot 100で19週連続で一位を獲得し、1958年にチャートが始まって以来、最長の記録を打ち立てています。

 

そのため、「Old Town Road」は、

一度は耳にしたことがあるかもしれません。('ω')

 

 

「Old Town Road」は、アメリカのカントリー歌手Billy Ray Cyrusを客演に呼んだ一曲。

ジャンル的に言うとカントリー×HIPHOPになるので、カントリーラップと呼ばれるとのことです。

イントロから鳴りだす弦楽器の音から感じるカントリーな雰囲気。初めて聴いたときにこのカントリーな感じにラップが乗っかるので、目新しさと不思議な感覚を受けたのを覚えています。

最後のBilly Ray Cyrusのバース部分は、とても聴き心地が良いので個人的に好みなところですね。

 

 

おわりに

 

ということで、

今回は、”HIPHOPミュージカル”、DaBaby。

そして、LILの付くラッパーの近年のヒット曲をご紹介させていただきました。(^_^)

 

今後は、Babyと名の付くラッパーに出会ったら、

「おっ、Babyがついてる!!」となりそうですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おすすめはこちら!!

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それでは(^^)/