先日、東京ソングを10曲まとめました。
こちらの記事では、
「タイトルに”東京”を含む曲を聴けば、TOKYOを感じれるのではないか。」ということで、
東京ソング≒タイトルに”東京”が付く曲
を10曲まとめたのですが、
まとめた楽曲はすべて、日本国内のみ。
そんな中。
当記事を書いている時にですね。
海の向こうに存在していた、とある曲に出会ってしまったわけです。
ここは2050年のTOKYOなのか??
海の向こうにあった、TOKYOと名の付くタイトルの曲。
その名も「Tokyo Era」。
こちらの曲を聴いたときに思いました。
海外から見たトーキョーはこんな風に映っているのか...!!
とにかくかっこいい。
今の東京というより、2050年の東京を感じる。
そんな一曲!!
Yellow Claw , RL Grime & UNKWN - Tokyo Era (SWOG Mashup)
くぅーーーーー。
痺れる!!
タイトルにあるEraというのは、”時代”という意味なので、
「トーキョーの時代だあああーーー」という感じが表現されているように思えてくるので、
なんだか嬉しい気分になります。
こんなにもTOKYOをかっこよく表現してくれるなんて...!!
とっても粋だ!!
Mashupされた「Tokyo Era」
お気づきの方もいるかと思いますが、
こちらの曲はMashup。
Mashupについての詳しいお話は後述しますが、
イントロの部分はTeriyaki Boyzの「Tokyo Drift」が使われています。
Teriyaki Boyzとは、
ILMARI (RIP SLYME)
RYO-Z (RIP SLYME)
VERBAL(m-flo)
WISE
とDJのNIGOからなる4MC+1DJのHIPHOPグループ
「Tokyo Drift」は、ワイルド・スピード第3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の挿入歌になります。
「Tokyo Era」で使われている時は、BPMがかなり早くなっていて、
いつも聴いていた「Tokyo Drift」とは雰囲気が違うんですよね。
しかも、イントロから「Tokyo Drift」が来るとは思っていなかったので、
驚きとともに、このいつもと違う雰囲気に思わず食らってしまいました。笑
Mashupとは
こちらの曲名の最後には、SWOG Mashupとついており、
Mashupされた曲であることが分かります。
わたしはなんとなくMashupのイメージが頭の中に存在していたのですが、
今回はあらためて意味や定義を調べることにしました。
まずはWIKIからの参照です。
マッシュアップ(英: Mashup)とは2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出して、それらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である。
なるほどなるほど。('ω')
今までは、イメージのみでMashupという言葉を使っていましたが、
しっかりとした定義を知ることで、
「あれがMashupなのか~」と、Remixとの違いを知ることに。
似たような手法との違いもWIKIに載っていたので引用します。
マッシュアップは、リミックス、アレンジ、メドレーの3種類の手法とよく間違われるが、相違点として
・リミックスは、元の音源の一部(ワンループ以上、もしくは一部分の音のみ)を広げて使う。
・アレンジは、元のメロディーラインなどを流用して、違う音楽ジャンル・楽器を使うため別のもの。
・メドレーは、元の曲をそのまま、または演奏している状態で、別の曲へカットインでつなげる手法。
が上げられ、冒頭の説明の通り、マッシュアップは別々の楽曲、またはボーカルトラック(あるいはメロディ)と伴奏トラックを合成する手法となっている。
ということで、
もし2つの曲をMashupするのであれば、
歌をAの曲から抜いて、トラックをBの曲から抜いて、
混ぜ合わせるといった感じでしょうか。
ちょっと複雑な「Tokyo Era」
今回ご紹介した「Tokyo Era」は、
Mashupされているようにも思えるのですが、
どちらかというと、DJのMIXのように曲を繋いで、1つの曲にした感じに聞こえるので、
Mashupの定義に含まれないかもしれません。
なので、
Mashupをわかりやすく感じれる曲がないかな~と探していた中で、
とっても魅力的なチャンネルがYOUTUBEにありましたので、ご紹介いたします。
Mashupを専門に動画をアップしているチャンネル。
MashRoom マッシュルーム!!
聴いているこちらも、ものすごく楽しめるMashupなのですが、
おそらく作っている方たちも、「めちゃくちゃ楽しいんだろうなあ~」と、
にやにやしながら聴いていました。笑
同じトラックの中で入れ替わる数々の曲達。
何の曲が今歌われているのかというのが、非常にわかりやすいですね。
演奏されているのが、右下に記載されている曲で、
歌われているのが、真ん中に出てくるタイトルの曲。
しかも、こちらのMashupでは、
トラックが変わるときはDJのMIXのようなので、
MashupとMIXをどちらも楽しめる内容となっているのが、
個人的にグッと来たところですね。
「Tokyo Era」の構成
それでは、続きまして
「Tokyo Era」の構成を見ていきましょう。
MIXされているのは、
Teriyaki Boyz「Tokyo Drift」を含め4曲。
残りの3曲はこちらになります。
Matisse & Sadko「Get Busy Feat. TITUS (BL3R & UNKWN Remix) 」
Yellow Claw「City On Lockdown feat. Juicy J & Lil Debbie」
RL Grime「Era」
「Tokyo Era」は、
Aの曲から歌を、Bの曲からトラックを。という抜き方をしていないので、
トラックにトラックが混ざり合っている形になります。
なので、こちらの曲は、Mashupというよりかは、
ほぼMIXになっているなあという印象ですね。
というのも、
冒頭部分は、「Tokyo Drift」の音を抜いて混ぜ合わせているというよりかは、
ILMARIのバース部分をループさせつつ、
そこに「City On Lockdown」の音(ループ音とクラップが印象的)を加えているので、
ほぼDJのMIXをしている感じ。
その後は、0:38からは「Get Busy」に曲が切り替わり、
1:55からは「Era」に繋いでいきますが、
この部分では、おそらく他の曲の音は鳴っていないように思います。
なので、
「Tokyo Drift」と「City On Lockdown」が重なっている部分は、Mashupに近いものの、
「Tokyo Era」全体を通してみると、最初に感じたDJのMIXのような構成に近い印象を受けます。
MashupかDJのMIXかどうかは
今回は「Tokyo Era」の構成についてみていきましたが、
MashupかDJのMIXかどうかはさておき、
かっこいいTOKYOを楽しむことが出来る「Tokyo Era」。
4曲が混ぜ合わさっている曲なので、
厳密にいうと、各々の音がTokyoを表現しているわけではありませんが、
「Tokyo Era」というタイトルのもとMIXされているということで、
未来のTOKYOをとても感じた一曲でしたね。('ω')
おわりに
今回は「Tokyo Era」をご紹介させていただきました。
それでは(^^)/
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