まだ見ぬ音の波に

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英詩でも楽しめるライミング。つい歌詞を口ずさみたくなるんだ。bülow「Own Me」【韻の解説付】

 

 

英語の歌詞は、

リリックの意味が耳から入ってこない。

 

 

和訳した歌詞を読むことで、内容を理解することは出来るものの、

 

初見で楽しめるのは音のみだ。

 

 

しかし、

意味は分からなくとも、歌詞で楽しめるところが一つある。

 

 

ライミングだ。

 

 

韻というものが奏でる音は世界共通なので、

どの言語だろうと、韻が踏まれているところは耳で分かる。

 

 

ラップを聴きなれていない場合は

 

もしかすると、HIPHOPを聴きなれていない方は、

曲を聴きながら韻を即座に楽しむということは、難しいかもしれない。

  

実際のところ、日本語ラップを聴く前のわたしは、韻についてはさっぱりで、

聴いた瞬間にどこで韻が踏まれているかというのはわかりませんでした。

 

「ラップには韻というものがあるらしい」というのを知ってから、

韻を意識して聴くことによって、次第に耳が慣れてきた感じですね。

 

なので、韻を楽しむまでに時間がかかってしまう可能性がある。

  

 

ラップになじみがなくとも

 

ただ、ラップのスタイルは様々なので、

わかりやすく韻が踏まれている曲が存在します。

 

韻を踏んでいるところが強調されていたり、韻を踏んでいるところに自身の声を重ねていたりと、

どこで韻が踏まれているか非常に分かりやすい。

 

なので、そのような曲であれば、

韻に馴染みがない方でも、ライミングという音を楽しめるのではないかと思いまして、

 

今回は、bülowの一曲「Own Me」をご紹介して行きたいと思います。(^_^)

 

 

とにかく重なっていくライミングが気持ちいい一曲!!

 

bülow「Own Me」

 

 

くぅーーこのライミングがたまらん!!

 

 

ベースの振動が伝わってくるのではないか、と思うぐらいの重めなトラック。

そこに乗せられたHOOKは、タイトルの”Own Me”で立て続けに韻が踏まれていて、ビートのはめ方が心地よすぎるんですよね。

 

バース部分においても、HOOKで踏む”Own Me”と同じ音程とリズムで押韻がされていくので、何回も聴いているとリリックを覚えてしまいそう...。(危険だ)

 

曲の後半においては、ビートの乗せ方が変わるので、

ライムとフローをかなり堪能できる一曲だなあと思います。

 

 

韻が踏まれているところ

 

今回は韻がどこで踏まれているのかについて、

簡単に触れていきたいと思います。

 

韻を踏むことの基本については、

こちらの記事にてまとめております。('ω')

 

www.nosee-wave.com

 

 

今回引用するのは、HOOKの歌詞から。

 

Car chase, got the Devil on me
Can't sleep, got nothing but a 20 on me, on me
Nothing ever comes for free
You can pay what you want
But you're never gonna own me
Stargaze while I'm rolling up trees
Count sheep, got nothing but a 20 on me, on me
Nothing ever comes for free

 

bülow「Own Me」

 

韻が踏まれているところに色付けしていきます。

 

Car chase, got the Devil on me
Can't sleep, got nothing but a 20 on me, on me
Nothing ever comes for free
You can pay what you want
But you're never gonna own me
Stargaze while I'm rolling up trees
Count sheep, got nothing but a 20 on me, on me
Nothing ever comes for free

 

 

黄色で色付けされている言葉は、共通して(i)の音が意識されています。

 

大枠の韻がこの(i)という韻なのですが、

 

さらに(i)の韻を分けると、

(a-i)の韻と、(o-i)の韻に分けられます。

 

(a-i)の韻は、

Car chase

Can't sleep

nothing

Stargaze

Count sheep

 

(o-i)の韻は、

on me

for free

own me

rolling

rolling up trees

rolling自体が(o-i)の母音なのですが、rolling up treesとなると、

 own meと同じ音になる為、どちらも含めました)

 

といった言葉で踏まれています。

 

 

もう一つ韻が踏まれているところ

 

※(i)の音だけでも韻を楽しむことが出来ます。

もう一つの韻は、分かりにくい可能性があるため、

飛ばしていただいても構いません(^_^)

 

 

今度は(a)の音に色付けをしていきます。

 

Car chase, got the Devil on me
Can't sleep, got / nothing but a 20 on me, on me
Nothing ever comes for free
You can pay what you want
But you're never gonna own me
Stargaze / while I'm rolling up trees
Count sheep, got / nothing / but a 20 on me, on me
Nothing ever comes for free

 

水色で色付けされている言葉は、共通して(a)の音が意識されています。

/斜線で区切っているところは、一つ一つで韻が踏まれています。

 

 

こちらにおいても大枠の(a)から、韻を分けると、

 

(a-u)が意識されているのが、

what you

But you're

 

(e-a-a)が意識されているのが、

ever comes

never gonna

 

連続する(a-a)が意識されているのが、

got the

but a

while I'm

 

となります。

 

 

以上が、韻についてのご説明でした。

 

ライミングを楽しめて頂けたのであれば幸いです。('ω')

 

 

ポップシンガーbülow

 

ドイツ生まれのポップシンガーbülow。

 

生まれは1999年で、

現在はオランダで活動しているとのことですね。

 

フルアルバムは未だリリースされていないので、

発表されているものはEPとシングルのみ。

 

今後の音源発売がかなり楽しみなところですね。('ω')

 

 

今回はbülowのおすすめの曲を、2曲ご紹介して終えたいと思います。

 

おすすめの曲

Not A Love Song

 

「Own Me」は、かなりHIPHOPなトラックだったのに対して、こちらの曲はイントロからかなり軽めでポップな印象を受けます。

HOOKにおいて、柔らかめに盛り上がるところとメロディが個人的に好みなところ。

ポップでありながらCHILLな雰囲気も兼ね備えている一曲だなあと感じますね。

 

 

Get Stüpid

 

さきほどの「Not A Love Song」のポップな感じが強まった曲かと思いきや、HOOKに入ると迷路に入って迷ってしまったかのようなグルグルとしたイメージが広がります。

なのにビートは軽やかな感じで、包まれる不思議な世界。

こちらの曲も音が柔らかめなところが個人的に好みなところですね。「Own Me」とは違った中毒性を感じる一曲です。

 

 

おわりに

 

今回は、英詩でも楽しめるライミングと、

ポップシンガーbülowについてのご紹介でした。(^_^)

 

おすすめはこちら

www.nosee-wave.com

www.nosee-wave.com

 

 

それでは(^^)/