先日、重盛さと美さんがとあるビートをジャックするという驚きの動画が上がりました。
その時使われたビートが、
Teriyaki Boyzの「Tokyo Drift」だったわけですが、
Teriyaki Boyzのメンバーを、ここで再確認していきたいと思います。
TERIYAKI BOYZ®(テリヤキ・ボーイズ)は、MCのILMARI、RYO-Z、VERBAL、WISE、DJのNIGOの、4MC+1DJで構成される日本のヒップホップグループ。
大きなイメージとしてはやはり、
RIP SLYMEのILMARI、RYO-Z、
そして、m-floのVERBALということになります。
このラップグループの交わり。
ものすごく面白い。
グループの垣根を超えて、別のグループを結成するなんて。
で、
久しぶりにTeriyaki Boyzを聴いていたらですね。
とあるグループの曲を聴きたくなったわけです。
そのグループも、
Teriyaki Boyzのように、別のグループからの集まりになっているので聴いてて楽しい。
それが、
Steady & Co.
今回ご紹介する曲は、「春夏秋冬」です。
いやあ。もうイントロからたまらないですね。
ギタートラックに合わせたドラムの打ち込みが心地良い。
Steady&Co.(ステディ・アンド・コー)はDragon Ashの降谷建志とBOTSのプロデュースによって2001年に結成されたスペシャルユニットである。WARNER MUSIC JAPAN所属。
Steady&Co.のメンバーは、
3MC+1DJということで、
MCは、
Dragon Ashの、KJこと”降谷建志”。
RIP SLYMEの、”ILMARI”。
スケボーキングの”SHIGEO”
そして、DJは、
Dragon Ashの”BOTS”になります。
どちらのグループにも、ILMARIがいるのですが、
周りのメンバーと、グループのスタイルが違うと、
「こうも雰囲気が変わるものか。」と思うくらい非常に面白い。
この「春夏秋冬」のクレジットでは、
作曲がSteady & Co.となっているのですが、
おそらく作曲に、KJが携わっていることは間違いないように思います。(わたしの聴いたときの感覚ですが笑)
dragon ash「grateful days」など、
この頃に作られたKJの曲は、
心地の良さもありますが、独特なものばかりなんですよね。
もともとロックをしてきたdragon ashが、HIPHOPを取り入れたことで、
今までの日本語ラップにはなかったトラックが作られていったように思います。
キングギドラのZEEBRAとの一件があり、HIPHOPから離れることとなったdragon ashですが、
もし、そのままHIPHOPを取り入れたトラックを作り続けていたら、今の日本語ラップの様相は変わっていたかもしれませんし、
”dragon ashっぽいトラック”というトレンドがあったかもしれません。
「grateful days」がリリースされたのは、1999年5月なので、
わたしはリアルタイムで聞いてはいなかったのですが、
10年前に日本語ラップを知ってから聴いてもなお、dragon ashが作るトラックの衝撃はものすごかったんですよね。
なので、1999年というぎりぎり90年代、
その時にリアルタイムで聴いていた日本語ラップのリスナーは、
類を見ない衝撃を受けたことが想像されます。
ということで、今回はこの辺で。
それでは(^^)/
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